損益算の解き方
損益算は、商品を仕入れて値段をつけ、売ったときの儲けを求める問題です。計算そのものは掛け算と引き算だけで、つまずく人のほとんどは計算ではなく「どの値段に対する何%か」を取り違えています。
損益算だけを練習する解き方の手順
- 1紙の左端に「原価」「定価」「売価」の3つを縦に書く。まずこの3つを分けることから始めます。
- 2「◯%の利益を見込む」は原価にかかります。定価 = 原価 ×(1 + 利益率)。2割増しなら ×1.2 です。
- 3「◯%引き」は定価にかかります。売価 = 定価 ×(1 − 割引率)。1割引なら ×0.9 です。
- 4利益 = 売価 − 原価。定価から引かない点に注意します。
例題
原価2,000円の商品に25%の利益を見込んで定価をつけました。しかし売れなかったため、定価の10%引きで販売しました。このときの利益はいくらですか。
答え: 250円
- 定価 = 2,000 ×(1 + 0.25)= 2,500円
- 売価 = 2,500 ×(1 − 0.10)= 2,250円
- 利益 = 2,250 − 2,000 = 250円
- ※ 割引を忘れると 2,500 − 2,000 = 500円 としてしまいます。選択肢にはこの500円が必ず入っています。
つまずきやすいところ
- 割引を忘れて、定価のまま利益を出してしまう
- 問題文が長いと、最後の「◯%引きで売った」を読み飛ばしがちです。値段が動くたびに紙の数字を書き換えると防げます。
- 割引を原価に対してかけてしまう
- 「2割の利益を見込んで1割引」は、原価に対して 1.2 − 0.1 ではありません。基準が違うので、順番に掛けます。
- 利益ではなく売価を答えてしまう
- 何を聞かれたかを最後にもう一度読むだけで防げます。選択肢には売価も混ざっています。
解き方を読んだら、実際に解いてみてください
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